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読者が取り違えなく読んでいるなら駄文でなければ正確に内容は伝達される

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Copyright © 2020 TAKEHANA TADASHI
著作日時: 2020.09.17.木. 21:26:00
読者が取り違えなく読んでいるなら駄文でなければ正確に内容は伝達される:
 ことばが表している対象や対応関係、がどれであるかが、読者に、伝わっていること・把握できていること。
 読者が解釈を進める際、読者に提示された、その系の中の・その世界の中の、規準、に何一つ反したことをしていないこと・を守りきっていること。
 操作・演算、とその結果状態について、読者が、取り違えなく把握していること・取り違えのない扱いが行えていること。
 対象、対応関係、規準、操作・演算、とその結果状態、の把握・取り扱い、を、読者が取り違えていないこと。
 以上を満たしているなら、情報の開示に不足がなく、論理の展開に飛躍がない適切な文章であるなら、正確に内容を得ることが、できる・果たせる、その文章から。
 そのような文章であるなら、正確に内容を伝え切れている文章であるから、その文章は、駄文ではなく優良な文章である。
 ただ、情報の開示の不足があっても、読書がその情報を既に持ち合わせている場合、必要な所でその情報を補填できたなら、駄文からであっても十分に内容を把握できていしまえることもある。
 また、提示された規準や対応関係、操作・演算、とその結果状態について、しっかり頭に入れてしまえば、それに反しない内容が述べられているかどうかを、点検検証・確認、しつつ読むことで、著者の述べていることが正しいかどうかを審査しつつ読むこともできることになる。つまり、辻褄のあった論理が展開されているか蕪雑な文章であるかを見極めながら読んでいけることにもなる。