トップページへ

合法的に生きるということ

Access Count : 1158

Copyright © 2022 TAKEHANA TADASHI
著作日時: 2022.01.15.土. 24:00:00 著作者、竹花 忠
合法的に生きるということ:
 合法的に生きるということは、全面的に常時、どんな状況でも、自己抑制的、禁欲的、に生きることを受け入れたということではない。
 つまり、合法的に生きるということは、自己犠牲的に生きることを受け入れたということではない。
 確かに、合法的に生きることが、自己抑制的、禁欲的、に生きることになる場面、状況、というのもあるが、他方、合法的に生きることは、権利の行使が、保護、保障、されて、自己解放的、自己利益追求的、に生きることを、推奨、保障、する場面、状況、もある。
 場面場面で、状況状況で、法律の定める当該規定に従う。それが自己抑制的、禁欲的、なことを強いるものならその通りに生き、それか゜自己解放的、自己保全的、自己利益追求的、に生きることを保障してくれるものならその通りに生きてゆく。それが、合法的に生きるということである。
 法治国家では、それが、誰にも強制されている。
 であるから、合法的に、知識の普及を目指す、ということは、決して、自分を犠牲にして社会に知識を普及させる貢献を目指すということではない。
 自己犠牲の上に知識を普及させる貢献をすることを受け入れたということではない。
 著作権法によって、利権が保障された中で、知識が普及してゆくことだけを受け入れただけである。それが合法的な貢献である。