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雄飛するために

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Copyright © 2023 TAKEHANA TADASHI
著作日時: 2023/03/10 11:25
雄飛するために:
 評価が得られなくても、じっと我慢して、合法的に、評価が得られることになるはずの努力を、その努力の成果の保全に努めつつ、延々と続ける。
 そして機を見て、延々と築き上げてきた文物の価値を世に問う。
 それで高い評価得られて成功するかも知れないし、高い評価が得られず失敗するかも知れない。侵害行為なく合法的な中で事が進行した以上は、すべては、自己責任である。
 少々の努力の成果物で高い評価を得られることはあり得にくい。多大な努力の成果物なら、高い評価が得られる可能性もより高いであろう。
 であるから、延々と、合法的に、評価が得られることになるであろうことに努力をし続けて、そして、その成果物をもってして、世に、その価値を問うのが順当なやり方であろう。
 であるから、成果物を世に問う前には、より価値の高い成果物を成し遂げるために、評価が得られなくても我慢して合法的な努力をし続ける期間が必要である、つまり、雌伏の時が必要となる。
 他者の雄飛する姿にとらわれて雄飛することばかりを考えてはまわずに、しっかりと覚悟を決めて、十分に雌伏の時を過ごすことが必要である。
 ただし、雌伏の時を過ごせば、必ず、雄飛できるという保証があるわけではない。
 雌伏してもなお、雄飛に失敗することはある。しかし、侵害行為が及ぼされることなく合法的な中で事が推移した以上、その責任は自らの側にある。
 要するに、雄飛するための道は・成功するための道は、甘くはない・厳しいものである、ということである。
 それが適正な自覚であると考える。